ハゼが好き!

海の宝石とも呼ばれる、美しいハゼたちの魅力を、水中写真で紹介します。

2023-01-01から1年間の記事一覧

No.063 マーメイドゴビー (Myersina sp.)

和名:なし (通称:ミホノハゴロモハゼ近似種1) 学名:なし (Myersina sp.) 英名:マーメイドゴビー(Mermaid goby) 分布:フィリピン~インドネシア 撮影日時:2018-10-26 撮影場所:セブ(アンクルズプレイス) 撮影器材:OLYMPUS TG-4 残念ながら、まだ出…

No.062 ブラックスピア・シュリンプゴビー (Myersina lachneri)

和名:なし(日本にはいない) 学名:Myersina lachneri Hoese et Lubbock, 1982 英名:Black-spear shrimpgoby (ブラックスピア・シュリンプゴビー ) 分布:香港~フィリピン・マレーシア・インドネシア 撮影日時:2019-04-19 撮影場所:セブ(RSN) 撮影器…

【ログ】バリ(ムンジャンガン)23-02-05[1] ガーデンイール・インサイド

バリのダイビングも、いよいよ最終日。 satomimantarey.com 前日までは、客が私一人だったのですが、この日は、バリ島内を旅行しながら、リモートで仕事をしているという人が参加し、ムンジャンガン島に行くことに。 ですが、ダイビングの傾向が違うというこ…

No.061 クロオビハゼ (Myersina nigrivirgata)

和名:クロオビハゼ 学名:Myersina nigrivirgata Akihito et Meguro, 1983 英名:Black-line shrimp-goby (ブラックライン・シュリンプゴビー) 分布:沖縄~西部太平洋 撮影日時:2022-08-077D(100) 撮影場所:石垣(伊土名ボールキャベツ) 撮影器材:Canon …

【ログ】バリ(ムンジャンガン)23-02-04[2]パールハウス

パールハウスというのは、かつて、真珠の養殖場があったところだそうです。 フタホシホシハゼ(Asterropteryx bipunctata)。 それほど稀種というわけではないのに、なぜか前回見損ねて、今回は、是非とも見たかったハゼです。ホシハゼ属にしては、かなり大型…

No.060 ヤシャハゼ (Stonogobiops yasha)

和名:ヤシャハゼ 学名:Stonogobiops yasha Yoshino et Shimada, 2001 英名:Orange-striped shrimpgoby(オレンジストライプド・シュリンプゴビー) 分布:日本の太平洋岸、稀に西部太平洋 撮影日時:2018-07-24 撮影場所:慶良間(安室東) 撮影器材:Canon…

No.059 ドラキュラ・ゴビー (Stonogobiops dracula)

和名:なし 学名:Stonogobiops dracula Polunin et Lubbock, 1977 英名:ドラキュラ・ゴビー/ドラキュラ・シュリンプゴビー(Dracula shrimp-goby) 分布:インド洋(セイシェル、モルジブ) 撮影日時:2000-02-09 撮影場所:モルジブ(ヴィラメンドゥ・ハウ…

【ログ】バリ(ムンジャンガン)23-02-04[1] タイガン

前回、ウエイトベルトのトラブルで、あまり落ち着いて撮影できなかったタイガンに、再挑戦。ちなみに、そのとき、リークチェック用の、ポンプの蓋を閉めなかったため、ハウジングの中に水滴がついていたという話をしました(下記リンク)。カメラは特に問題な…

No.058 ヒレナガネジリンボウ (Stonogobiops nematodes)

和名:ヒレナガネジリンボウ 学名:Stonogobiops nematodes Hoese et Randall, 1982 英名:Filament-finned prawn-goby 分布:伊豆~西部太平洋 撮影日時:2019-08-19 撮影場所:阿嘉(安室東) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ (フルサイズ160mm相…

No.057 キツネメネジリンボウ (Stonogobiops pentafasciata)

和名:キツネメネジリンボウ 学名:Stonogobiops pentafasciata Iwata & Hirata, 1994 英名:なし(日本固有種のため) 分布:伊豆(大瀬崎・富戸)~奄美大島 撮影日時:2002-10-03 撮影場所:柏島(後浜1) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 1.4倍テレコン …

【ログ】バリ(ムンジャンガン)23-02-03[2] V4

2本目は、V4へ。日本で言えば、4番ブイというところです。 このダイビングは、あまり印象に残っていません。ハゼより、ミラクルトリプルフィンという、ヘビギンポとか、 ネオンテンジクダイとかが、印象的でした。 尚、上の魚を、 最初にカブラヤテンジクダ…

No.56 ネジリンボウ (Stonogobiops xanthorhinica)

和名:ネジリンボウ 学名:Stonogobiops xanthorhinica Hoese et Randall, 1982 英名:Yellownose prawn-goby 分布:伊豆~西部太平洋、ミクロネシア 撮影日時:2002-10-04 撮影場所:柏島(後浜4) 撮影器材:Nikon F4+ 100マクロ x 1.4倍テレコン ねじりんぼ…

【ログ】アニラオ 23/4/5-4/13 失敗写真集

今回は、潜る前日にハウジングの不具合が判明し、せっかく持っていったEOS7D MarkIIを、全く使うことができませんでした。 幸い、TG-4を、裸で持って行っていたところへ、ヴィラマグダレナのオーナーが、ハウジングだけ貸して下さったので、写真を撮ることが…

【ログ】アニラオ 23/4/5-4/13 スズキ目以外の魚類編

アニラオの魚のうち、スズキ目ではない魚たちです。最近の研究では、カサゴをスズキ目に入れるという説もあるようですが、ここでは、昔ながらの分類のままで。 [アナゴ科] テイラーズ・ガーデンイール [ウツボ科] クモウツボ サビウツボ ミナミウツボ? …

【ログ】アニラオ 23/4/5-4/13 スズキ目魚類編

アニラオの魚のうち、スズキ目に属する魚たちです。今回は、カメラの故障もあり、ハゼの写真があまり撮れなかったことから、逆に、普段は見逃すような、様々な魚たちを撮影することができました。 [アイゴ科] ハナアイゴ ゴマアイゴ [アゴアマダイ科] ゴ…

【ログ】アニラオ 23/4/5-4/13 匍匐ハゼ編 (アキヒト・ゴビー他)

ハゼ編のラストは、常に海底で匍匐するように活動している、匍匐型のハゼです。 繰り返しになりますが、アニラオでの宿とダイビングは、ヴィラ・マグダレナでした。食事が美味しく、部屋も綺麗で、ガイドさんも魚に詳しい、日本人経営だけあって、日本人好み…

No.055 (通称) メンタマカスリ (Mahidolia sp.)

和名:なし(通称 メンタマカスリ) 学名:なし(Mahidolia sp.) 英名:なし 分布:フィリピン・セブ島 撮影日時:2018-05-1 撮影場所:セブ(RSN) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ (フルサイズ160mm相当) まだ、どこからも正式な報告がなく、当然…

【ログ】バリ(ムンジャンガン)23-02-03[1] バツ・ベサリ

アニラオのログが続きましたが、2月に行ったバリのログも。 ダイビングの宿とガイドは、ムンジャンガン地区の、Sari Dive。アニラオと同様、食事と部屋が素晴らしい宿ですが、さらにすごいのは、現地のガイドさんなのに日本語が通じるのと、リクエストした…

【ログ】アニラオ 23/4/5-4/13 浮遊ハゼ編

アニラオでの宿とダイビングは、ヴィラ・マグダレナ。食事が美味しく、部屋も綺麗で、ガイドさんも魚に詳しい、日本人好みのダイビング宿です。 divemagdalena.com 本稿は、1)共生ハゼ、2)小型ハゼ、3)浮遊系のハゼ、4)匍匐系のハゼの、4通りのうち…

No.054 カスリハゼ属の1種 (Mahidolia sp.)

和名:なし 学名:Mahidolia sp. 英名:なし(Flagfin shrimpgobyとしているところも) 分布:パラオ、バリ 撮影日時:2002-03-12 撮影場所:パラオ(PPRビーチ) 撮影器材:Canon EOS-5 + 100マクロ パラオのPPRビーチで初めて見た、背鰭が伸びるタイプのカスリ…

【ログ】アニラオ 23/4/5-4/13 小型ハゼ編

ハゼは種類が多いので、1)共生ハゼ、2)小型ハゼ、3)浮遊系のハゼ、4)匍匐系のハゼの、4通りに分けて整理しています。分類として厳密なものではなく、印象で適当に決めています。 本稿は、4通りのうちの2番目、「小型ハゼ」で、ピグミーゴビーとか…

【ログ】アニラオ 23/4/5-4/13 共生ハゼ編

今回のアニラオは、流れの強いポイントで潜ったのが多かったせいか、あまりハゼが見つけられなかったのが、残念でした。 それでも、何種類かは撮影できたので、潜った順に紹介していきます。まずは、エビと共生する(といっても、今回エビは出てきませんが)、…

【ログ】アニラオ 23/4/5-4/13 非魚類編

2023/4/4-4/14の日程で、フィリピンのアニラオに、行ってきました。 宿泊及びダイビングは、ヴィラ マグダレナです。食事が美味しく、居心地が良くて、しかもガイドさんがマクロに詳しいという、ダイバー向けのリゾートです。訪問は、コロナ前の2018年以来で…

No.053 マヒドリア・ミスタシナ (Mahidolia mystacina)

撮影日時:2002-03-14 撮影場所:パラオ(PPRビーチ) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 2倍テレコン カスリハゼの雌に似て、背鰭に同心円状の模様があるが、別種とされている。 但し、本当によく似た模様の個体もいて、見分けがつかないことも。 個人的には…

【ログ】バリ(ムンジャンガン)23-02-02[2] V3

初めてのポイント、V3へ。 ポイント名の由来は、ライダーとかではなくて、3番ブイということらしい。 シリウスベニハゼ(Trimma halonevum)の、白っぽいバージョンと赤っぽいバージョン。この地区では、ベニハゼの中で、最も多い。 ヒメニラミベニハゼ(Tri…

No.052 カスリハゼ (Mahidolia parvida)

和名:カスリハゼ 学名:Mahidolia parvida 英名:不明 分布:千葉~インド・太平洋 撮影日時:1999-11-22 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ 比較的泥っぽい環境を好み、エビと共生する。もうもうと煙を立てて、ホバリングしているこ…

【ログ】バリ(ムンジャンガン)23-02-02[1] タカド・サル

2/1は身体を休め、2/2から、後半のダイビングの再開となる。 1本目は、タカド・サルで、前回も含めて初めてのポイント。浅場に船をアンカリングし、ミニドロップの斜面を潜る感じのポイントだった。 今回のメインの被写体は、このニチリンダテハゼ。斜面の…

No.051 シルバースポット・シュリンプゴビー(Ctenogobiops formosa)

和名:なし 学名:Ctenogobiops formosa 英名:Silver-spot Shrimpgoby 分布:南西諸島~西部太平洋 撮影日時:2019-12-08 撮影場所:マクタン(マイタケガーデン) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ(フルサイズ160mm相当) 背鰭に伸びた棘がなく、…

【ログ】バリ(ムンジャンガン)23-02-01[0] ミナミトビハゼの休日

去年の夏に、遠征先でへばったということもあり、今回は、間に1日、休みを入れることにした。前半に3.5日潜って、1日休み、後半に4日潜るという日程である。 Sari Diveの棧橋の根元近くは、岩の上に浅く泥が被っているような土地になっている。 そこに、トビ…

No.050 ホホスジシノビハゼ (Ctenogobiops maculosus)

撮影日時:2022-08-06 撮影場所:石垣(名蔵湾エイトロックス) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ (フルサイズ160mm相当) シノビハゼ属の中では、比較的内湾の、砂泥域に棲息している。 背鰭の棘は伸びず、和名の通り、頬にオレンジ色の筋がある。 …