今回は、潜る前日にハウジングの不具合が判明し、せっかく持っていったEOS7D MarkIIを、全く使うことができませんでした。
幸い、TG-4を、裸で持って行っていたところへ、ヴィラマグダレナのオーナーが、ハウジングだけ貸して下さったので、写真を撮ることができました。
ただ、いつもの一眼に慣れていると、TG-4だと、なかなかピントが合わず、しかも老眼で、液晶画面の細かいところが殆ど見えないため、確認してもピンぼけになっているかどうかすら、わからない有様です。
というわけで、自戒を込めて、量産したピンぼけ写真を、一挙公開。
まずは、暗がりで宙に浮いていて、一眼でも難しいアオギハゼ。
撮った写真は、10枚近くありますが、ほぼすべて、後ろの壁にピントが合っています。左上の写真は比較的ましですが、これはハゼが壁に近かったためでしょう。
人気のアイドル、ミジンベニハゼ。比較的コントラストが強く、ピントが合いやすいはずの被写体でしたが、内蔵ストロボが壜の中に届かなかったり、少し遠ざかって撮影したら、壜にピントが合ったり。果ては、どこにもピントが合っていなくて、一体何でシャッターが切れたのかわからないものも…。
ガイドさんが見つけてくれた、ウミショウブハゼの仲間。ペアで、サボテングサの上に乗っているという、いいシチュエーションだったのですが、寄ろうが引こうが、縦にしようが…。
不用意に近づくと、すぐに引っ込んでしまうため、息をこらえて、かなり頑張って寄った、テイラーズ・ガーデンイール(水族館で人気のチンアナゴの仲間)でしたが……。
ムチヤギの上のガラスハゼは、ムチヤギがゆらゆら動くこともあって、酔いそうに。
一番悔しかったのが、このホソフウライウオ。稀種で初見のため、せめて1枚はと思って20枚近く撮ったのですが、見事に全部ピンぼけで、地面を写しただけに終わってしまいました。
実は、後でホソフウライウオではなく、カミソリウオだと判明しました。
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