タイガンは、Sari Diveが使っている中では、比較的珍しい、マッド(泥系の)・ポイントである。
コロナ前に来たときには、マスイダテハゼ、ヤノスソビキハゼなどの共生ハゼや、さまざまなベニハゼが見られた。
イエロータイルフィッシュが、透明度の悪い水中から、ヌッと出てきて驚かされたこともあった。
沿岸には、リゾートらしきものがある。
プレジャーボートが、何隻も停泊していた。
ここからが、今回の水中写真になる。
撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン
カグヤハゼ属未同定種。ピントを合わせるのが大変で、鰭まで気が回らなかった。
ハゼ科未同定種。今のところ、正体不明。
背鰭の棘が長いので、恐らく、ヤノウキホシハゼ。もしそうだとすれば、初撮影だったりする。
チークスポット・ゴビー(Amblygobius cheraphilus)。『新版 日本のハゼ』には、サラサハゼ属の1種-1として掲載されている。
ベニハゼ属(?)未同定種。何とも特徴のないハゼで、名前は調査中。写真はこの1枚しかなく、ピンぼけ。
カスリヘビギンポ。どこにでもいる、普通種である。他のヘビギンポとの見分け方は、下唇が出ているところ。
モヨウフグ。真正面に回っても、逃げる様子を見せなかった。
カスリモヨウベニハゼ。最初はオヨギイソハゼだと思っていたが、よく見ると全然違っている。
チゴベニハゼ。普通種だから、散々撮っているのだが、見つけるたびに、もしかするとベニハゼかもしれないと思い、撮ってしまう。見ているだけでは、背鰭の棘が伸びているかどうか、わからないのだ。
オヨギイソハゼ。浅場に群れている。
アカメハゼ。浮遊物のせいで、黒抜きにならなかった。
シマキンチャクフグ。
テーパーテール・シュリンプゴビー(Vanderhorstia attenuata)。『新版 日本のハゼ』には、ヤツシハゼ属の1種-10として紹介されている。
ビッグスポット・ミニダートフィッシュ(Aioliops megastigma)。
このダイビングでは、レンタルのウエイトベルトのバックルが、壊れているというトラブルがあった。船に予備がなかったため、BCのベルトとウエイトベストに分散させて潜ったが、バランスが悪くて足がやたら浮き上がり、砂を舞い上げてしまって、あまり満足な写真が撮れなかった。
おまけに、帰って来たら、ハウジングの中に水滴がついていた。どうも、リークチェック用の、ポンプの蓋を閉めなかったのが原因らしい。幸い、カメラには異常がなかった。
どちらも、ヒヤリ・ハットではあったが、事故には繋がらなかったことで、何よりだった。
(続く)
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