和名:ネジリンボウ
学名:Stonogobiops xanthorhinica Hoese et Randall, 1982
英名:Yellownose prawn-goby
分布:伊豆~西部太平洋、ミクロネシア
撮影日時:2002-10-04
撮影場所:柏島(後浜4)
撮影器材:Nikon F4+ 100マクロ x 1.4倍テレコン
ねじりんぼう(捩りん棒)というのは、魚の名前にしては、ちょっと変わっていますが、元は、棒状にねじって作った、飴のことを言うそうです。体側の黒い斜めの縞模様を、ねじれ模様に見立てて名付けられたものですが、実際には、この縞模様は左右対象になっていて、ねじれてはいません。
ネジリンボウ属は、世界で7種、日本で4種が知られているそうですが、いずれもエビと共生し、巣穴の上方で、常にホバリングしています。着底するのは、ダイバーが近づいたときくらいのようです。尚、斜めの縞模様がない種もいます。
このネジリンボウは、比較的温帯にも適応した種で、伊豆から紀伊半島、四国、九州などでよく見られ、沖縄などのサンゴ礁域では殆ど見られません。
上の写真は雌で、下の、背鰭が長いものが雄です。
英名のYellownose prawn-gobyは、顔が黄色いところから。prawn-gobyは、shrimp-gobyと同じで、エビと共生するハゼを意味しています。
撮影日時:1998-11-29
撮影場所:川奈(ビーチ)
撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 2倍テレコン
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