和名:ヒレナガネジリンボウ
学名:Stonogobiops nematodes Hoese et Randall, 1982
英名:Filament-finned prawn-goby
分布:伊豆~西部太平洋
撮影日時:2019-08-19
撮影場所:阿嘉(安室東)
撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ (フルサイズ160mm相当)
ずいぶん前から、存在が知られていましたが、学名だけで、なかなか和名がつかず、ヒレナガネジリンボウとか、ハタタテネジリンボウ とかいう通称で、呼ばれていました。ダイバーはヒレナガ、アクアリストはハタタテと呼んでいたことが、多かったような気がします(根拠なし)。
今はなき、I.0.P.Diving News (伊豆海洋公園通信)1999年7号にて、待望の和名がつけられ、ヒレナガネジリンボウという名前になりました。
種小名のnematodesは、「糸のような」という意味らしく、背鰭の棘が長く伸びた様子を示しているのでしょう。
ネジリンボウ属の中では、分布が最も広く、伊豆から、海外のサンゴ礁域まで、日本人ダイバーが潜る、あちこちの海に棲息しています。それが災いして(?)、普通種扱いされ、あまり熱心に写真を撮られないことも多いかもしれません。
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