ハゼが好き!

海の宝石とも呼ばれる、美しいハゼたちの魅力を、水中写真で紹介します。

No.060 ヤシャハゼ (Stonogobiops yasha)

和名:ヤシャハゼ

学名:Stonogobiops yasha Yoshino et Shimada, 2001

英名:Orange-striped shrimpgoby(オレンジストライプド・シュリンプゴビー)

分布:日本の太平洋岸、稀に西部太平洋

撮影日時:2018-07-24

撮影場所:慶良間(安室東)

撮影器材:Canon EOS7D MarkII+ 60マクロ (フルサイズ96mm相当)

 

 ネジリンボウ属は、どれも人気がありますが、中でも人気が高いのが、このヤシャハゼでしょう。

 白い清浄な砂地を好み、原則的に、紅白のコトブキテッポウエビのみと共生します。

 体に、他の種のような黒い横縞模様がなく、英名のように、オレンジの縦縞で彩られていますが、幼魚はこの縞が黒いそうです。

www.croissant-island.com 

 上の写真は慶良間の水深16mで撮影したもので、ガイドさんは「日本で一番浅いヤシャハゼ」と言っていましたが、沖縄本島の沖に浮かぶ水納島では、15m以浅にいます。

 ペアでホバリングしているハゼの例に漏れず、上がメス、下がオスで、腹鰭の先端が黒いのが、オスだそうです。

 

 和名のヤシャハゼは、鬼神を示す夜叉からきたもので、モルジブのドラキュラ・ゴビーに対抗して、夜叉になったと言われています。

 最初に和名がつき、学名は永らくつかずにStonogobiops sp.(ネジリンボウ属の1種)とされていましたが、2001年に和名に基づいて、Stonogobiops ysshaという学名がつけられました。

撮影日時:2019-08-19

撮影場所:慶良間(安室東)

撮影器材:Canon EOS7D MarkII+ 100マクロ (フルサイズ160mm相当)

 

 

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