今回のアニラオは、流れの強いポイントで潜ったのが多かったせいか、あまりハゼが見つけられなかったのが、残念でした。
それでも、何種類かは撮影できたので、潜った順に紹介していきます。まずは、エビと共生する(といっても、今回エビは出てきませんが)、共生ハゼから。
ヤマブキハゼ(Amblyeleotris guttata)。
撮影日時:2023-04-06
撮影場所:EJポイント
稀種というほどではありませんが、それほど個体数は多くはありません。余り引っ込まず、共生ハゼの中では、比較的撮影しやすいハゼです。写真をみるまで気づきませんでしたが、地面から突き出した棒のようなものに、胸びれと腹びれを当てて、体を支えているようです。
クビアカハゼ(Amblyeleotris wheeleri)。
撮影日時:2023-04-07
撮影場所:アートス
まだ、幼魚です。成魚になると、リンク先のように、顔に派手な模様が浮かんできますが、これは、まだ白っぽい顔をしています。サンゴのがれ場にいる普通種なのですが、アニラオでは、ソンブレロでもう1個体見ただけでした。
ムラサメハゼ(Cryptocentrus fasciatus)
撮影日時:2023-04-10
撮影場所:アクアガーデン
砂地の真ん中で、別の方が写真を撮られていたので、終わったのを見計らって、撮らせてもらいました。全然逃げない、有り難い子でした。
ダンダラダテハゼ(Amblyeleotris periophthalma)
撮影日時:2023-04-11
撮影場所:サンビュー
お腹が少し膨れているので、もしかすると雌で卵を抱えているのかもしれません。
オニハゼ(Tomiyamichthys oni)
撮影日時:2023-04-12
撮影場所:ロナルドガーデン
このオニハゼ(オニハゼ属)と、上のムラサメハゼ(イトヒキハゼ属)を除き、他はすべてダテハゼ属になります。伊豆からサンゴ礁まで広く分布しますが、伊豆のオニハゼが、すぐ引っ込むのに対し、暖かい地方では結構大らかというか、あまり引っ込まないようです。
ミナミダテハゼ(Amblyeleotris ogasawarensis)
撮影日時:2023-04-12
撮影場所:ロナルドガーデン
目の下に垂線があるところから、たぶんミナミダテハゼではないかと思いますが、もしかすると、違っているかもしれません。今回、ペアでいた共生ハゼは、これだけでした。
今回見た共生ハゼは、本当にこれだけでした。バリのログに比べ、圧倒的に少ないのがわかると思います。
次は、ベニハゼなどの小型ハゼの予定です。
ブログ村ランキングに、参加しています。
応援、よろしくお願い致します。
ブログに出てくるハゼの写真を、まとめて見たい方は、こちらをどうぞ。