ハゼが好き!

海の宝石とも呼ばれる、美しいハゼたちの魅力を、水中写真で紹介します。

【ログ】アニラオ 23/4/5-4/13 共生ハゼ編

 今回のアニラオは、流れの強いポイントで潜ったのが多かったせいか、あまりハゼが見つけられなかったのが、残念でした。

 それでも、何種類かは撮影できたので、潜った順に紹介していきます。まずは、エビと共生する(といっても、今回エビは出てきませんが)、共生ハゼから。

 

 ヤマブキハゼ(Amblyeleotris guttata)。

撮影日時:2023-04-06

撮影場所:EJポイント

 稀種というほどではありませんが、それほど個体数は多くはありません。余り引っ込まず、共生ハゼの中では、比較的撮影しやすいハゼです。写真をみるまで気づきませんでしたが、地面から突き出した棒のようなものに、胸びれと腹びれを当てて、体を支えているようです。 

 

 

 クビアカハゼ(Amblyeleotris wheeleri)。

撮影日時:2023-04-07

撮影場所:アートス

 まだ、幼魚です。成魚になると、リンク先のように、顔に派手な模様が浮かんできますが、これは、まだ白っぽい顔をしています。サンゴのがれ場にいる普通種なのですが、アニラオでは、ソンブレロでもう1個体見ただけでした。

 

 

 

ムラサメハゼ(Cryptocentrus fasciatus)

撮影日時:2023-04-10

撮影場所:アクアガーデン

 砂地の真ん中で、別の方が写真を撮られていたので、終わったのを見計らって、撮らせてもらいました。全然逃げない、有り難い子でした。

 

ダンダラダテハゼ(Amblyeleotris periophthalma)

撮影日時:2023-04-11

撮影場所:サンビュー

 お腹が少し膨れているので、もしかすると雌で卵を抱えているのかもしれません。

 

オニハゼ(Tomiyamichthys oni)

撮影日時:2023-04-12

撮影場所:ロナルドガーデン

 このオニハゼ(オニハゼ属)と、上のムラサメハゼ(イトヒキハゼ属)を除き、他はすべてダテハゼ属になります。伊豆からサンゴ礁まで広く分布しますが、伊豆のオニハゼが、すぐ引っ込むのに対し、暖かい地方では結構大らかというか、あまり引っ込まないようです。

 

ミナミダテハゼ(Amblyeleotris ogasawarensis)

撮影日時:2023-04-12

撮影場所:ロナルドガーデン

 目の下に垂線があるところから、たぶんミナミダテハゼではないかと思いますが、もしかすると、違っているかもしれません。今回、ペアでいた共生ハゼは、これだけでした。

 

 今回見た共生ハゼは、本当にこれだけでした。バリのログに比べ、圧倒的に少ないのがわかると思います。

 

 次は、ベニハゼなどの小型ハゼの予定です。

 

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