撮影日時:2001-08
撮影場所:水納島
撮影器材:Canon EOS-5 + 100マクロ
ヒメダテハゼほどではないが、普通種。
サンゴ礁の、小石混じりの綺麗な砂地に棲んでいることが多い。
眼の下に、赤褐色の垂線(下向けに垂直に降りていく線)があるのが、最大の特徴である。
胴体に、5本の横縞があり、尾鰭には、U字形の6本目の縞がある。
尚、『新版 日本のハゼ』にある、「第1背鰭の基底中央に半円形の赤色小斑紋」というのが、最初はよくわからなかったが、下の写真の、矢印の先にある模様を指すものと思われる。
『新版 日本のハゼ』には、「単独でエビと共生する」とあるが、ペアでいることも結構あるようだ。
学名の種小名に、ogasawarensisとあるのは、最初に標本が採集されたのが、小笠原なのだろう。
さて、上の写真は、婚姻色なのか、すべての鰭を広げ、斑紋をくっきりと浮き彫りにしている。
悔しいことに、これは、私の写真ではなく、バディである妻の写真である。
これを見たときは、やられたと思った。
これほどの素晴らしい被写体を見つけたのなら、呼んでくれればと思わないでもなかったが、ガイドなしのバディダイビングで、恐らく、お互いにカメラを構えて、夢中で目の前のハゼを撮影していたときのものだろうから、呼ばれてもわからなかったろう。
私も、こういうのを撮ったが、とても敵わない。
撮影日時:2002-08-15
撮影場所:水納島(コーラルガーデン)
撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 2倍テレコン
ちなみに、普通のミナミダテハゼは、こういうのである。
数秒後に、欠伸をしたところ。
撮影日時:2000-05-05
撮影場所:奄美大島南部(ネオンポイント)
撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 2倍テレコン
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