ハゼが好き!

海の宝石とも呼ばれる、美しいハゼたちの魅力を、水中写真で紹介します。

【ログ】バリ の検索結果:

【ログ】バリ(ムンジャンガン)23-02-05[2]アンダーウォーター・ケーブ

もう半年も前のダイビングですが、このときのログだけ、書きかけになっており、収まりが悪いので挙げておきます。 最終日、ムンジャンガン島の2本目は、アンダーウォーター・ケーブ。 ケーブといっても、洞窟というほどではなく、大きな割れ目の中に入り込んでのダイビングです。 オヨギベニハゼ このポイントでは、このオヨギベニハゼと、後述のフォークテイル・ピグミーゴビーが、シロガヤの中で群れ泳いでいます。 といっても、完全に混泳しているわけではなくて、ちょっと場所を変えて棲み分けている感じだ…

【ログ】バリ(ムンジャンガン)23-02-05[1] ガーデンイール・インサイド

バリのダイビングも、いよいよ最終日。 satomimantarey.com 前日までは、客が私一人だったのですが、この日は、バリ島内を旅行しながら、リモートで仕事をしているという人が参加し、ムンジャンガン島に行くことに。 ですが、ダイビングの傾向が違うということで、有り難いことに、マンツーマンでガイドをつけていただきました。 1本目は、ガーデンイール・インサイドというポイントへ。 横帯が、背鰭の基点よりも前方にあることから、『新版 日本のハゼ』にある、ガラスハゼ属の1種-1で…

【ログ】バリ(ムンジャンガン)23-02-04[2]パールハウス

パールハウスというのは、かつて、真珠の養殖場があったところだそうです。 フタホシホシハゼ(Asterropteryx bipunctata)。 それほど稀種というわけではないのに、なぜか前回見損ねて、今回は、是非とも見たかったハゼです。ホシハゼ属にしては、かなり大型で、ホシハゼの倍くらいあります。一見地味ですが、写真に撮ると、こうして美しい模様をしています。もう少し背鰭を立ててくれると、嬉しかったのですが。 ヒレフリサンカクハゼ(Fusigobius signipinnis)…

【ログ】バリ(ムンジャンガン)23-02-04[1] タイガン

前回、ウエイトベルトのトラブルで、あまり落ち着いて撮影できなかったタイガンに、再挑戦。ちなみに、そのとき、リークチェック用の、ポンプの蓋を閉めなかったため、ハウジングの中に水滴がついていたという話をしました(下記リンク)。カメラは特に問題なく動作したため、日本に帰ってからも放置しておいたのですが、どうやらそれが原因で、レバーが塩噛みし、4月のアニラオでハウジングが使えないという羽目に陥りました。 kasurihaze.hatenablog.com アサバノホオカギハゼ(Anc…

【ログ】バリ(ムンジャンガン)23-02-03[2] V4

2本目は、V4へ。日本で言えば、4番ブイというところです。 このダイビングは、あまり印象に残っていません。ハゼより、ミラクルトリプルフィンという、ヘビギンポとか、 ネオンテンジクダイとかが、印象的でした。 尚、上の魚を、 最初にカブラヤテンジクダイと書きましたが、間違いでした。カブラヤテンジクダイは、こちら(2020-03-10撮影、ムンジャンガン、アンダーウォーター・ケーブにて)。 カエルウオの1種、バンダブレニー。魚よりも、バックのホヤ(?)のインパクトが強いです。 クジ…

【ログ】バリ(ムンジャンガン)23-02-03[1] バツ・ベサリ

アニラオのログが続きましたが、2月に行ったバリのログも。 ダイビングの宿とガイドは、ムンジャンガン地区の、Sari Dive。アニラオと同様、食事と部屋が素晴らしい宿ですが、さらにすごいのは、現地のガイドさんなのに日本語が通じるのと、リクエストした魚を見せてくれようとする、その熱心な姿勢です。 kasurihaze.hatenablog.com satomimantarey.com イトカケホオカギハゼ(Ancistrogobius yoshigoui)。これは、初顔です。尾…

【ログ】バリ(ムンジャンガン)23-02-02[2] V3

初めてのポイント、V3へ。 ポイント名の由来は、ライダーとかではなくて、3番ブイということらしい。 シリウスベニハゼ(Trimma halonevum)の、白っぽいバージョンと赤っぽいバージョン。この地区では、ベニハゼの中で、最も多い。 ヒメニラミベニハゼ(Trimma anaima)。和名がつく以前は、シャープアイ・ピグミーゴビーと呼ばれていただけあって、鋭い目つき。 ヤツシハゼ(Vanderhorstia phaeostictus)。共生ハゼだが、エビは見当たらなかった。…

【ログ】バリ(ムンジャンガン)23-02-02[1] タカド・サル

2/1は身体を休め、2/2から、後半のダイビングの再開となる。 1本目は、タカド・サルで、前回も含めて初めてのポイント。浅場に船をアンカリングし、ミニドロップの斜面を潜る感じのポイントだった。 今回のメインの被写体は、このニチリンダテハゼ。斜面の途中の、窪んだところに巣穴を構えている。エビは出て来なかった。 Sari Diveでの通称は、レモンちゃん。この写真ではよくわからないが、顎に髭があり、ダルマハゼ属の1種らしい。 一見、アオギハゼ(Trimma caudomacula…

【ログ】バリ(ムンジャンガン)23-02-01[0] ミナミトビハゼの休日

去年の夏に、遠征先でへばったということもあり、今回は、間に1日、休みを入れることにした。前半に3.5日潜って、1日休み、後半に4日潜るという日程である。 Sari Diveの棧橋の根元近くは、岩の上に浅く泥が被っているような土地になっている。 そこに、トビハゼがいたので、何枚か撮影してみた。 おそらく、ミナミトビハゼ(Periophthalmus argentiline)ではないかと思う。 波打ち際 ミナミトビハゼ ミナミトビハゼ(ペア?) ミナミトビハゼ(団体) Sari …

【ログ】バリ(ムンジャンガン)23-01-31[2] タンジュン・バトゥ(ハゼ以外編)

タンジュン・バトゥの、ハゼ以外。 何となく地面が盛り上がっているのに気づいて、そっと近づき、砂を払ってみる。 コウイカが、顔を出した。興奮しているらしく、胴体の縁が青く光っている。 こちらを威嚇するように、2本の腕を上げてきた。 水中写真からカサゴの種類を判定するのは、至難の業なので、一応、ウルマカサゴとしておく。 セミホウボウ。弱っているのか、逃げる速度は遅かったが、正面からの写真は、撮らせてくれなかった。 キシマイシヨウジにも見えるし、イシヨウジにも見える。 モンハナシャ…

【ログ】バリ(ムンジャンガン)23-01-31[2] タンジュン・バトゥ(ハゼ編)

初日に潜った、タンジュン・バトゥに再挑戦。 ハゼも良かったが、それ以外のものにも出物が多かったこともあり、ハゼとそれ以外に分けて紹介する。 まずは、共生ハゼ。 マジェスティック・シュリンプゴビー(Vanderhorstia nobilis)。クサハゼによく似たヤツシハゼ属で、背鰭のオレンジの斑点が特徴。日本にはいない。 ブラックスピア・シュリンプゴビー(Myersina lachneri)。ハゴロモハゼ属で、巣穴の上でホバリングしている。エビは未だに見たことがない。鋭く尖った…

【ログ】バリ(ムンジャンガン)23-01-31[1] タイガン

タイガンは、Sari Diveが使っている中では、比較的珍しい、マッド(泥系の)・ポイントである。 コロナ前に来たときには、マスイダテハゼ、ヤノスソビキハゼなどの共生ハゼや、さまざまなベニハゼが見られた。 イエロータイルフィッシュが、透明度の悪い水中から、ヌッと出てきて驚かされたこともあった。 沿岸には、リゾートらしきものがある。 プレジャーボートが、何隻も停泊していた。 ここからが、今回の水中写真になる。 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70…

 【ログ】バリ(ムンジャンガン)23-01-30[2] パールハウス

2本目のポイントは、パールハウス。元々、真珠の養殖場があったところらしい。 砂地、岩場、サンゴと、色々と混じったポイントである。 写真は、登場順。 最初に出たのが、スジモヨウフグ(Arothron manilensis)。ヒトデの上に寝そべって、逃げなかった。 サンゴの中で群れている、丸っこいテンジクダイ科の、ジェブズ・シフォンフィッシュ(Siphamia jebbi)。 ジュウモンジサラサハゼ(Amblygobius decussatus)は、縦縞と横縞の十文字模様が特徴だ…

【ログ】バリ(ムンジャンガン)23-01-30[1] グラスハウス

2日目の1本目は、少し遠いポイントのグラスハウスへ。少し泥地で、ハゼがあちこちにいて、好みのポイントだった。 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン ホワイトダムゼル。砂泥地では、よく見かけるスズメダイ。 ミホノハゴロモハゼ近似種だと思われるが、ネットで見る近似種は、殆ど背鰭の棘が伸長して、尖った形をしているのに対し、これは、本家ミホノハゴロモハゼと同じく、背鰭が半円形をしている。専門家に、同定をお願いするつもりである。 …

【ログ】バリ(ムンジャンガン)23-01-29[1]タンジュン・バトゥ

本数:1本目 日時:23-01-29 ポイント:タンジュン・バトゥ ガイド:コマンさん 撮影器材: Canon EOS7D MarkII + SIGMA17-70ズーム + 2倍テレコン(フルサイズ換算54-224mm) 成田からの直行便だと、リゾートに着くのは深夜になったので、疲労を考えて午前中を休養に当て、午後からチェックダイブをお願いした。 尚、最近カメラの電池の消耗が激しく、撮影中にBUSYの表示が出て撮影が中断してしまうため、ストロボをTTLではなく、マニュアル露光…

【ログ】バリ(ムンジャンガン)2023年1月-2月

先日、バリ島で潜ってきた。 海外は、コロナが始まったばかりの2019年3月以来だから、ちょうど3年ぶりになる。 訪れたエリアは、ングラ・ライ国際空港(デンパサール国際空港)から、車で4時間強の、ムンジャンガンである。 ムンジャンガンの海は、砂地、泥地、ミニドロップオフ、洞窟と、様々な環境が揃っている。 加えて、ボートで約20分の離れ小島である、ムンジャンガン島には、透明度抜群の、白い砂地もある。 但し、私の好むハゼは多いが、ウミウシは少ないらしい。 ここにある、サリダイブ(S…