2日目の1本目は、少し遠いポイントのグラスハウスへ。少し泥地で、ハゼがあちこちにいて、好みのポイントだった。
撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン
ホワイトダムゼル。砂泥地では、よく見かけるスズメダイ。
ミホノハゴロモハゼ近似種だと思われるが、ネットで見る近似種は、殆ど背鰭の棘が伸長して、尖った形をしているのに対し、これは、本家ミホノハゴロモハゼと同じく、背鰭が半円形をしている。専門家に、同定をお願いするつもりである。
パラオのPPRビーチにもいた、背鰭尖りタイプのカスリハゼ近似種。パラオは、もっとドロドロの底だったせいか、もっぱらホバリングしていたが、こちらでは、殆どホバリングはしていなかった。
雌はこれだと思われる(ペアを1組だけ見たが、カメラを向けた途端に、片方が引っ込んでしまった)。
ハリメダ・ゴーストパイプフィッシュ (Solenostomus halimeda) かとも思ったが、普通のカミソリウオに近い気がする。
ハゼの巣穴の中にいた、タイワンマトイシモチ(恐らく)。もう少し、真剣に撮るべきだった。
『新版 日本のハゼ』には、ハゼ科の1種ー12という名前で出ているが、誰がつけたか、通称のピンコハゼの方が、通りがいい。動く瞬間にだけ、背鰭を立てるということだが、この子は動かないのに、結構立ててくれていた。勿論、ネットにはもっと立てている写真が出ているので、次回はそういうのを狙おう。
初めて名前を聞いたときには、笑ってしまったウスゲショウハゼ。同じく泥地を這う近縁のハゼに、ケショウハゼというのがいるのだが、少し派手さが足りないということだろう。
尾鰭に黒斑があり、その上下に小黒斑があるのが特徴だが、この個体は下側の小黒斑が、よく見えない。
オニハゼ属の1種-7和名も学名もまだないが、十数年前から、ミナミヤジリハゼという通称で知られている。『新版 日本のハゼ』によれば、ヤツシハゼ属からオニハゼ属に移ったということだ。
砂泥地の定番、ケショウハゼ。普通は、近づくと等距離を保って、滑るように遠ざかって行くものだが、殆ど動かなかった。
ヒメキンチャクフグ。尾鰭近くの模様を見つめていると、目眩がしてきそうになる。
背中の後部に斑点があることから、ベニカエルアンコウではないかと。
マーシーズ・ガーデンイール。大型で、あまり引っ込まないとされているが、どうも、この種に限らずガーデンイールは苦手で、すぐに引っ込めてしまう。
ミカヅキツバメウオ?の幼魚。2匹いて、同時に画面に収めようとしたが、無理だった。
というわけで、ハゼもハゼ以外も、盛り沢山なダイビングだった。
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