和名:カスリハゼ
学名:Mahidolia parvida
英名:不明
分布:千葉~インド・太平洋
撮影日時:1999-11-22
撮影場所:川奈(ビーチ)
撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ
比較的泥っぽい環境を好み、エビと共生する。もうもうと煙を立てて、ホバリングしていることが多い。
初めて見たのが川奈で、その時は背鰭を立てておらず、しかもかなり小さくて、黒っぽいカリントウのような、「謎のハゼ」だった。
前世紀のことであるから、まだ『日本のハゼ』も『ハゼガイドブック』も出版されておらず、名前を調べたのは、山渓の『日本の海水魚』(ハンディ図鑑ではなく、山渓カラー名鑑)だったと思う。
但し、当時は「カスリハゼ」とは別種とされ、背鰭の同心円状の縞模様から、「シマカスリハゼ」という和名がついていたのだが、その後の研究で、「カスリハゼの雌」であることが判明した。
では、「カスリハゼの雄」はと言うと、下の写真のように、背鰭に同心円状の模様がないことに加え、背鰭の前に斑点があるのが特徴である。
撮影日時:2000-03-26
撮影場所:川奈(ビーチ)
撮影器材:Nikon F4+ 100マクロ
ちなみに、ログを読み返してみると、川奈で「カスリハゼの雄」を見たのは、この時が初めてとなっていた。初めて雌を見てから、1年半も後のことになる。
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