和名:ケショウハゼ
学名:Oplopomus oplopomus (Valenciennes, 1837)
英名:Spinecheek goby
分布:南西諸島~インドネシア
撮影日時:2024-04-22
撮影場所:セブ(RSN-S)
撮影器材:Canon EOS7D MarkIIシグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン
(フルサイズ91mm相当)
この種ともう1種しか所属しない、ケショウハゼ属という属のハゼです。
普段は、巣穴近くの泥地に着底しており、時折わずかに浮き上がっては、海底を滑るように移動します。
着底時と移動中は、第1背びれを閉じており、停止する瞬間にのみ、開きます。
そのため、石垣、西表、パラオ、セブ、マクタン、バリなど、あらゆるところで見かけ、100枚を越える写真を撮りましたが、背びれが開いたものが全くありません。
珍しいハゼと違って、ガイドさんもなかなか注目してくれず、気づくのが遅れてしまい、背びれを開くのがこちらから逃げるときというのも、理由の一つでしょう。
学名は、属名と種小名が同じという、珍しいパターンです(反復名というらしい)。
英名のスパインチーク・ゴビーは、スパインチーク・アネモネフィッシュと同様に、頬の鰓蓋に棘があることから、来ているのでしょう。
------------------------------------------------------------------------------
ブログ村ランキングに、参加しています。おかげさまで、水中写真分野で、過去最高の3位に上がってきました。引き続き、クリックして、応援いただけると、有り難いです。
インスタグラム、始めました。
https://www.instagram.com/kasuri_haze/
ブログにまだ載せていない写真も、こちらでまとめて見られます。