学名:Amblyeleotris fontanesii
撮影日時:2018-05-16
撮影場所:セブ(RSN)
撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ
和名のニュウドウというのは、通常は僧侶のことだが、この場合は、大入道から来たものと考えられ、体が大きいことを表わしている。
その名の通り、ダテハゼ属の中でも、一番大きなハゼである。
図鑑には、最大体長20cmほどとあるが、実際に海の中で出会うと、遥かに大きい印象で、30cmくらいあるように思える。
地面から、太い棍棒が、ヌウッと突き出ているようなイメージだ。
砂地に棲むことの多いダテハゼ属にしては珍しく、手をつくと肘まで沈み込むような、ドロドロの泥地に棲んでいる。
背鰭に大きな黒色班があるのが特徴で、下の写真のように、幼魚の頃は、もっと黒色班が濃く目立っている。
幼魚と成魚の大きさがあまりに違うこともあって、この写真を撮ったときには、しばらく正体がわからなかったのを覚えている。
共生しているエビは、大半が、ニュウドウテッポウエビという、赤茶色のエビらしい(『サンゴ礁のエビハンドブック』参照)。
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