【種情報(標準和名・学名・英名等)】
標準和名:ヨメゴチ
和名の意味・由来:マゴチに比べて味がやや劣る。
分類学的情報:ネズッポ科-ヨメゴチ属
分布:本州中部以南~東シナ海
学名:Calliurichthys japonicus
学名の意味:「美しい尾びれをもつ魚」 + 「日本で標本が採取された」
英名:不明
【写真と撮影データ】

撮影日時:2025-09-26
撮影場所:川奈(ビーチ)
撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 60マクロ (フルサイズ96mm相当)
撮影協力:ジェスター
和名にコチ(ゴチ)という名前のつく魚には、コチ科とネズッポ科の2種類いて、どちらも海底を腹這いになって泳いでいます。
このヨメゴチはネズッポ科の方で、こちらは同じ腹這いになっていても、砂の中の小動物などを食するため、口が下を向いています。
一方、コチ科の魚は、上を泳いでいる魚を食べるために、下唇が突き出ています。
ネズッポ科のコチには、似た魚が非常に多いのですが、ヨメゴチは、尾びれが非常に長いのが特徴です。
下は、上の個体の全身写真ですが、尾びれが体長の3分の1ほどもあるのがわかるかと思います。
写真はたぶん雌ですが、雄はもっと長いそうです。

下の写真は、26年前に川奈で撮影したもの。
すべてのひれを広げた、結構お気に入りの写真で、ヨメゴチに関しては、その後こんな出会いはありません。

撮影日時:1999-01-31
撮影場所:川奈(ビーチ)
撮影器材:Canon EOS-5 + 28-80ズーム
主な参考文献:「日本魚類館(小学館)」、「新版 日本のハゼ(平凡社)」、「日本の海水魚(山と渓谷社)」、「ベラ&ブダイ(誠文堂新光社)」、「スズメダイ(誠文堂新光社)」他。
また、学名の意味等は、ChatGPTを参照しています。
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