学名:Ptereleotris evides (Jordan et Hubbs, 1925)
英名:Blackfin dartfish
分布:千葉~インド・太平洋
幼魚

撮影日時:2024-12-27
撮影場所:川奈(ビーチ)
撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 60マクロ x 1.4倍テレコン(フルサイズ134mm相当)
撮影協力:ジェスター
成魚

撮影日時:2018-07-25
撮影場所:阿嘉(ブツブツサンゴ)
撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ (フルサイズ160mm相当)
上が幼魚、下が成魚です。
幼魚の頃は、全体的に水色をしており、尾びれのつけ根の株に黒点があります。
この頃は、岩棚などの上の、地面からあまり高くないところを、群がって泳いでおり、警戒心もさほどなく、近寄るのは容易です。
一方で成魚になると、下の写真のように上半身が白っぽく、下半身が黒っぽくなります。
人が届かない宙空、しかも、岩場の沖合いを泳いでおり、近寄るとすすーっと離れていきます。
何とかうまく近寄れても、第1背鰭を閉じていることが多く、なかなか満足な写真が撮れません。
以前にも書きましたが、英名のdartfishは、投げ矢のダーツから来ているようで、浮遊系のハゼによくつけられる名前です。
Blackfinは黒い鰭なので、成魚の第2背びれと臀びれがどちらも黒いところからきているのでしょう。
種小名のevidesは、evidens(明白な)の誤植であろうとされています(出典:『日本産魚類全種の学名: 語源と解説』)。
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