和名:キンセンハゼ(キンセンハゼ属)
学名:Koumansetta hectori (Smith, 1957)
英名:Hector's goby
分布:八丈島~マレーシア

撮影日時:1997-01-05
撮影場所:マブール(ヨシポイント)
撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 2倍テレコン(?)
第1背びれと第2背びれに黒い斑点があり、体には黄色の縦線が走っています。
がれ場や砂地の上、十~数十cmのところを、常にホバリングしており、寄ると、ピッとテレポートしたかのようにわずかに移動し、こちらの様子を窺うかのように、そこに留まっています。
ホバリング姿勢を保つためか、胸びれを体から離して、進行方向に向けていることが多いです。
かつては、サラサハゼ属(Amblygobius)とされていましたが、『新版 日本のハゼ』では、キンセンハゼ属とされています。
分布範囲は、日本からボルネオ島のあたりまでに限られており、ボルネオ島からインドネシアにかけて棲んでいる、同じキンセンハゼ属のレインフォーズ・ゴビーと、棲み分けているようです。
学名の種小名のhectoriは、セイシェル政府の高級役人で魚類採集に助力した、Gordon hector なる人物に献名されたものとのことです(『日本産魚類全種の学名: 語源と解説』による)。
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