和名:なし(ビッグスポット・ミニダートフィッシュ)
学名:Aioliops megastigma Rennis et Hoese, 1987
英名:Bigspot minidartfish
分布:フィリピン・マレーシア・インドネシア

撮影日時:2019-12-10
撮影場所:マクタン(マッドヘヴン)
撮影器材:Canon EOS7D MarkII +100マクロ (フルサイズ160mm相当)
フィリピン(マクタン島)とインドネシア(バリ島)で見ましたが、どちらでも泥地ポイントの奥まった窪みに、数匹から十数匹で群がってホバリングしていました。
かつては、オオメワラスボ科とされていましたが、最近の研究では、オオメワラスボ科を独立させるのではなく、ハゼ科に属するという意見が主流のようです。
研究が進めば、また変わるかもしれません。
ビッグスポット・ミニダートフィッシュというように、ビッグとミニが名前につくのは、何となく違和感がありますが、ビッグスポットは、尾びれにある大きな黒点からきています。
一方、ダートフィッシュは、投げ矢のダーツから来ているらしく、クロユリハゼ属など、中層を浮いているハゼにつくことが多い名前で、そのミニ版ということでしょう。
学名のうち、種小名のstigmaには、あざという意味があり、黒点のある魚などに使われます。
megaは大きいという意味なので、megastigmaで、ビッグスポットと同じですね。
Aioliopsというのは、由来がわかりませんでした。
日本には、同じ属の種がいないため、属名の和名(上記のクロユリハゼ属とか)がなく、仮にアイオリオプス属と呼ばれています。
婚姻色になると、ひれなどを青くギラギラ光らせて、アピールするということです。
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