和名:アオギハゼ
学名:Trimma caudomaculatum Yoshino et Araga, 1975
英名:Blotch-tailed pygmygoby
分布:伊豆諸島~インド・西太平洋

撮影日時:2024-07-03
撮影場所:西表(外離れ南)
撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 60マクロ x 1.4倍テレコン
(フルサイズ134mm相当)
オーバーハングになった暗がりに、数匹から十数匹が、頭をこちらに向け、腹を上に向けた状態で、群がっています。
上を仰いでいるようにしているから、「仰ぎハゼ」です。
常に暗がりの出口に頭を向けており、近づくとそのまま下がって行くため、真横から写真を撮るのが、非常に難しいハゼです。
ヘルプを頼んで、横からライトを照らしてもらい、そちらにハゼの注意を向けるなどの工夫が必要かもしれません。
頭や尾びれの模様が微妙に異なる、よく似た別種が3,4種類いて、その中では、最も北に適応した種で、分布の大半が伊豆諸島から沖縄までの間となっています。
フィリピンやインドネシアにもいますが、さほど多くはなく、アオギハゼだと思ったら、よく似た別種だったということが度々ありました。
オキナワベニハゼと同じく、雌から雄、及び、雄から雌への性転換が可能だそうです。
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