ハゼが好き!

海の宝石とも呼ばれる、美しいハゼたちの魅力を、水中写真で紹介します。

【ログ】川奈 24/5/23 -アカオビハナダイ-

和名:アカオビハナダイ

学名:Pseudanthias rubrizonatus (Randall, 1983)

英名:Red-belted anthias

分布:日本~インド・西太平洋

撮影日時:2024-05-23

撮影場所:川奈(ビーチ)

撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン

(フルサイズ108mm相当)

 

 分布は上の通り、日本~インド・西太平洋となっていますが、生命の星・地球博物館のデータベースに掲載されているのは、なぜか殆どが日本のものです。

 

 初めて見たのは、大瀬崎の先端だったと思いますが、川奈で見たのは、今回が初めてです。

 かなり前から、川奈に居ついているということは聞いていましたが、最近では数が増え、以前に優勢だったキンギョハナダイよりも多いとのこと。

 

 古い話になりますが、かつてフィルム時代のカメラは、水中でのオートフォーカス(AF)が殆どものにならず(迷ってピントが合わない)、人力で合わせるマニュアルフォーカス(MF)一択でした。

 そのため、ベラやハナダイなど、動きの激しいものを撮るときには、「置きピン方式」を使っていました。

 これは、「魚がこのあたりを通る」という動きを予測して、ピントリングをそこに固定して動かさず、あとはカメラ本体を動かして魚を追いかけ、ピントが合えばシャッターを押すという、極めて原始的で効率の悪いやり方です。

 フィルムは、36枚という制限もありますから、慣れないうちはピンぼけ写真を量産するだけで、ピントの合うのが1枚か2枚ということもありました。

 それを思えば、今はほぼカメラ任せでこういう写真が撮れる、本当にいい時代になったものです。

 

 和名のアカオビハナダイも、種小名の "rubrizonatus"も、英名の "Red-belted anthias"も、すべて「赤い帯」を表わしています。

 

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