ハゼが好き!

海の宝石とも呼ばれる、美しいハゼたちの魅力を、水中写真で紹介します。

No.010 ヒノマルハゼ (Cryptocentrus strigilliceps) その1

撮影日時:2017-05-04

撮影場所:セブ(アクアバディズ・ビーチ)

撮影器材:オリンパスTG-4

 

 日の丸御三家の第2弾は、その名もずばりヒノマルハゼである。


 だが、どちらかと言えば、前回のクロホシハゼの方が、円形斑の縁取りがくっきりとしていて、日の丸に近いような印象がある。

 これに対して、ヒノマルハゼの模様は、それほど鮮やかではなく、縁取りもぼやけた感じがする。
 しかも、1つだけでなくて、4つほどが並んでいて、日の丸というには少し頼りない。

 クロホシハゼをヒノマルハゼとしたほうが、名前を覚えやすかったのにと、いつも思う。

 

 写真は、フィリピン・セブ島の、ボードウォーク・リゾートというリゾート前の、ハウスリーフで撮影したもの。

 アクアバディズというダイビングサービスが併設されているので、アクアバディズ・ビーチとも呼ばれている。

 このときは、減圧症以来、十数年ぶりの海外ダイビングで、ともかく水深5mよりも深く行きたくないということで、バディと、ビーチでばかり潜っていた。

 

 また、オリンパスの15mまで潜れるコンデジを、ハウジングに入れずに持って入っていた。

 そのときは、撮影器材を持っていかないダイビングが、楽で楽でたまらず、フィルム時代に使っていたような、大きな一眼レフやハウジングは、もう買わないと決めていた。

 ところが、やはりコンデジでは性能に限界があり、このわずか1年後に、EOS7D MarkIIとハウジングを、購入する羽目になる。

 

(続く)

 

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