ハゼが好き!

海の宝石とも呼ばれる、美しいハゼたちの魅力を、水中写真で紹介します。

No.010 ヒノマルハゼ (Cryptocentrus strigilliceps) その2

撮影日時:2020-3-3

撮影場所:バリ島・ムンジャンガン(タンジュン・バル)

撮影器材:EOS7D MarkII,60マクロ+1.4倍テレコン

 

 前述したように、ヒノマルハゼの胴体には、複数の円形斑がある。
 最も前方のものは、遠目には黒っぽいが、写真に撮って拡大すると(この写真では、よくわからないかもしれないが)、実は濃い青色をしている。

 また、この個体では、後方の円形斑の周囲を、青い小点が囲んでいるが、前日の個体のように、青い小点が殆ど見えないものもいる。

 

 ヒノマルハゼは、さほど警戒心が強くなく、寄ってもあまり逃げないし、巣穴から全身を出して尾鰭まで見せてくれるのだが、なぜか背鰭を殆ど開いてくれない。
 ネットでも、水中写真で背鰭全開の写真は、殆ど見られない。
 比較的地味なため、写真を撮る側が、背鰭が開くまで粘らないということもあるのかもしれないが、それにしても不思議である。

 

(続く)

 

ブログ村ランキングに、参加しています。

応援、よろしくお願い致します。

にほんブログ村 写真ブログ 水中写真へ

にほんブログ村 マリンスポーツブログ ダイビングへ

にほんブログ村 科学ブログ 生物学・生物科学へ

 

 ハゼの写真を、まとめて見たい方は、こちらをどうぞ。

kasuri-haze.sakura.ne.jp