ハゼが好き!

海の宝石とも呼ばれる、美しいハゼたちの魅力を、水中写真で紹介します。

No.038 オニツノハゼ (Tomiyamichthys smithi)

英名:Smith's shrimpgoby, Redeyed shrimpgoby

撮影日時:2019-04-23

撮影場所:セブ(アンクルズプレイス)

撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ (フルサイズ160mm相当)

 

 肘まで埋まるような泥地に棲み、エビと共生する。
 最初に存在を知ったのは、ダイビング雑誌か何かに、西表の海にいると紹介されたときだ。

 そのときは、確か40mを越えた水深だった記憶があり、とても行けないと思ったのだが、セブでは、20m以浅で見ることができる。

 

 写真の個体は、棘がちょっと短いのが残念だが、これまで、全身を出して臀鰭まで見せてくれたのは、この子しかいない。

 背鰭を、もう少し前方に傾けて、棘が頭の上を越えるほどになれば、さらに格好が良くなるのだが。

 真正面顔も撮りたかったが、ここまで前に回ったところで、引っ込まれてしまった。



 下の写真は、旅行前に腰を痛めて、TG-4しか持って行かなかったときのもの。
 おまけに、HDDがクラッシュしてしまい、辛うじてこの写真だけサルベージできたものの、かなり解像度が低くなっている。

撮影日時:1918-10-26

撮影場所:セブ(ボードウォーク前)

撮影器材:OLYMPUS TG-4

 

 ちなみに、背鰭を倒した状態だと、下のようになる。

撮影日時:2019-04-21
撮影場所:セブ(ゴビーシティー)
撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ (フルサイズ160mm相当)
 

 尚、英名は学名から取った、Smith's shrimpgobyと、眼が赤いところから取った、 Redeyed shrimpgobyであり、どちらも背鰭には全く関連がない。

 洋の東西で、注目するところが、全く違うということだろうか。

 

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