和名:ミギマキ(タカノハダイ科)
学名:Cheilodactylus zebra Doderlein, 1883
英名:不明
分布:日本、台湾

撮影日時:2025-05-09
撮影場所:川奈(ビーチ)
撮影器材:Canon G7X MarkII
撮影協力:ジェスター
黄色に黒の虎縞が、阪神タイガースの球団旗を思わせる魚、ミギマキです。
また、赤い唇も、海中ではくっきりと目立って、他の種と間違えることは、殆どありません。
名前の由来は、ネジリンボウと同じように、黒の斜線が体を巻いているからという説が、有力のようです。
同じ科のタカノハダイに比べると、少し人を恐れる傾向があって、あまり接近した写真は撮りづらかったのですが、このときは、崖と私の間に入って動かずにいてくれました。
下の写真は、成魚よりも少し若いステージのもので、2匹で魚礁の下から動かずにいました。
体がまだ白っぽくて、ユウダチタカノハにも似ていますが、唇が赤いのと、眼を通る斜線が胸びれまで伸びていることから、ミギマキであることは、間違いなさそうです。

撮影日時:2025-05-13
撮影場所:川奈(ビーチ)
撮影器材:Canon G7X MarkII
--------------------------------25/6/19追記--------------------------------
上記5/13の一週間後の、5/20にもこのミギマキのペアを見ることができました。
不思議なのは、ミギマキと近縁のタカノハダイでは、「同じサイズの個体同士は、餌を巡って縄張り争いをする」という、研究結果があることです。
ミギマキとタカノハダイは、餌も生態も似ており、同じサイズの個体同士で争いそうに思うのですが、なぜかこのペアは、仲睦まじく? 寄り添っていました。

撮影日時:2025-05-20
撮影場所:川奈(ビーチ)
撮影器材:Canon G7X MarkII
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