【種情報】
標準和名:クロホシイシモチ
分類学的情報:テンジクダイ科-スジイシモチ属
学名:Ostorhinchus notatus (Houttuyn, 1782)
英名:Spotnape cardinalfish
分布:千葉~南シナ海
【写真と撮影データ】

撮影日時:2024-06-12
撮影場所:川奈(ビーチ)
撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム * 1.4倍テレコン * 2
撮影協力:ジェスター
クロホシイシモチを始めとするテンジクダイの仲間の多くは、♂が卵を咥えて守る、口内保育をすることで知られています。
上の写真では、右側の♀のお腹が少し大きく、卵を産む準備ができていそうですが、左側の♂は、まだ準備ができていないようです。

かつては、ネンブツダイとクロホシイシモチが同数くらい見られたのですが、今では、大半がこのクロホシイシモチになってしまっています。
温暖化による水温の上昇に、こちらの種がより適応できたということなのでしょうか。
最初は、ほんの少しの差であったものが、代を重ねるにしたがって累積され、どんどん差が開いていったものだと思われます。
ネンブツダイとの違いは、眼の斜め上にある黒い星で、和名もこれから来ています。
【本ブログでの過去記事】
【最近(2024年以降)における、川奈での記録】
このように、クロホシイチモチがわんさか集まっている場所も、いくつかあります。

撮影日時:2025-11-21
撮影場所:川奈(ビーチ)
撮影器材:OM SYSTEM TG-7
【過去(2023年以前)の、川奈での記録】

撮影日時:2001-07-15
撮影場所:川奈(ビーチ)
一番上の写真では、♂は単独でいるときと変わらない様子をしていましたが、こちらの写真では、下の♂の下顎が、通常の状態よりも大きくふくれています。
これは、上のお腹が大きい♀が産んだ卵を、すぐに咥える準備をしているのだと思われます。
【川奈以外での記録】
伊豆のイメージの強いクロホシイシモチですが、沖縄にもいます。

撮影日時:2019-08-18
撮影場所:慶良間(阿真ビーチ)T4G0163-1080
主な参考文献:「日本魚類館(小学館)」、「新版 日本のハゼ(平凡社)」、「日本の海水魚(山と渓谷社)」、「ベラ&ブダイ(誠文堂新光社)」、「スズメダイ(誠文堂新光社)」他。
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