ハゼが好き!

海の宝石とも呼ばれる、美しいハゼたちの魅力を、水中写真で紹介します。

No.007 ブルーテイルド・シュリンプゴビー (Cryptocentrus pavoninoides) その2

撮影日時:2018-5-17

撮影場所:セブ(RSN)

撮影器材:EOS7D MarkII、100 マクロ

 

 こちらが、黒っぽい個体で、頬の水玉と背鰭の黒点(というよりは紺に近い)は同じなので、見分けはつきやすい。
 ギンガハゼやフタホシタカノハハゼのように、黄色と黒で全然模様が違うのとは、対照的である。

 

 ブルーテイルド・シュリンプゴビーの他に、イエローバード・シュリンプゴビーとか、ピーコック・シュリンプゴビー とか、ブルースポッテッド・ウォッチマンゴビーとかいった、様々な英名で呼ばれている。

 というのも、学名のつけ方には、世界標準のルールがあり、和名(標準和名)のつけ方には、日本共通のルールがあるが、英名のつけ方にはそれがないからだ。

 

 即ち、図鑑を刊行した人のつけ放題であり、最近は図鑑を刊行しなくても、ネットで勝手に名前をつけたりして、無法地帯となっている。

 さらにその傾向が強いのが、アクアリウム観賞魚)業界で、名前次第で売れ行きが変わったりするから、少しでも見栄えのいい名前をつけようとする。

 なので、外国の図鑑を見るときには、英名よりも、学名をしっかり確かめる必要がある。

 

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