ネットでは、オイランハゼとして紹介しているページもあるが、異なる学名を持つ、れっきとした別の種である。
ちなみに、かつては、Cryptocentrus singapurensisという学名だったが、現在では、表題の学名に変わったらしい。
写真で見ると、確かにオイランハゼに似ているが、海の中では、胴体の横縞の方が目立って、肉眼での第1印象は、ダテハゼに近い感じがした。
明らかに違うのが、頬のピンクの班点の大きさで、オイランハゼと比べて、斑点がかなり細かく、水色の縁取りもない。
英名は、その頬の模様から、ピンクスペックルド・シュリンプゴビーとか、ピンクスポッテッド・シュリンプゴビーとか呼ばれている。
撮影は、パラオの、PPR(パラオ・パシフィック・リゾート)ビーチ。
パラオでは、オイランハゼの代わりに、これが普通種となっているようだが、オイランハゼほど、あちこちにはいなかった。
ちなみにこのときは、パラオまで行きながら、ずっとビーチダイビングをしていた。
パラオは、一度海に出たら、夕方帰ってくるまで出っ放しなのに加え、全ダイブドリフトなので、結構疲れるのである。