ハゼが好き!

海の宝石とも呼ばれる、美しいハゼたちの魅力を、水中写真で紹介します。

No.002 ピンクスペックルド・シュリンプゴビー(Cryptocentrus leptocephalus)

 
 ネットでは、オイランハゼとして紹介しているページもあるが、異なる学名を持つ、れっきとした別の種である。

 ちなみに、かつては、Cryptocentrus singapurensisという学名だったが、現在では、表題の学名に変わったらしい。

www.fishbase.se

 

 写真で見ると、確かにオイランハゼに似ているが、海の中では、胴体の横縞の方が目立って、肉眼での第1印象は、ダテハゼに近い感じがした。
 明らかに違うのが、頬のピンクの班点の大きさで、オイランハゼと比べて、斑点がかなり細かく、水色の縁取りもない。
 英名は、その頬の模様から、ピンクスペックルド・シュリンプゴビーとか、ピンクスポッテッド・シュリンプゴビーとか呼ばれている。
 

 撮影は、パラオの、PPR(パラオ・パシフィック・リゾート)ビーチ。

 パラオでは、オイランハゼの代わりに、これが普通種となっているようだが、オイランハゼほど、あちこちにはいなかった。

 

 ちなみにこのときは、パラオまで行きながら、ずっとビーチダイビングをしていた。
 パラオは、一度海に出たら、夕方帰ってくるまで出っ放しなのに加え、全ダイブドリフトなので、結構疲れるのである。

 

にほんブログ村 写真ブログ 水中写真へ

にほんブログ村 マリンスポーツブログ ダイビングへ 

にほんブログ村 科学ブログ 生物学・生物科学へ