和名:ハゴロモハゼ
学名:Myersina macrostoma Herre, 1934
英名:Bigmouth shrimpgoby
分布:沖縄~フィリピン・インドネシア
撮影日時:2023-06-27
撮影場所:西表(ナダラ川入口)
撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン(フルサイズ115mm相当)
2023年6月の西表で、初めて、ハゴロモハゼを撮影することができました。
美しいことで有名なハゼですが、河川が海に注ぐ河口域の、水深2mより浅いところに生息しているため、通常のダイビングでは、まず見られません。
今回の水深は、2mどころか、わずか50cmでした。
エンジンをかけては行けず、ガイドさんが押してくれています。
しかも、観察・撮影には、次のような条件が必要になるそうです。
1) 雨が、数日降らないこと(雨が降ると水が濁る)。
2) ダイビング時に、満潮になること(干潮だと、水深30cmなどになって、ハゼが出て来ないし、撮影もできない)。
3) ハゼが好きな、メンバーが揃うこと(他に生物が多くいるような環境ではなく、タンク1本、この撮影に費やす)。
ダイビングサービスのオーナーが、この2週間ほど前に素晴らしい求愛(婚姻色)のシーンを撮っていたため、もう一人のハゼ好きダイバーと共に狙っていたのですが、今回は、ハゼのご機嫌が麗しくなかったのか、背鰭を広げてくれることすら稀でした。
また、機会を見て、再挑戦したいと思っています。
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