ハゼが好き!

海の宝石とも呼ばれる、美しいハゼたちの魅力を、水中写真で紹介します。

006 ムラサメハゼ (Cryptocentrus fasciatus) その1

撮影日時:2018-05-16

撮影場所:セブ(RSC)

カメラ:EOS7D MarkII、EF100mm F2.8 マクロ USM

 

 ギンガハゼと間違いやすい、黄色いハゼには、フタホシタカノハハゼ以外にもう一種、このムラサメハゼがいる。

 ギンガハゼやフタホシタカノハハゼと同様に、黄化個体と白黒の個体がいる。


 かつては、黒っぽい個体から、ブラック・シュリンプゴビーと呼ばれていたが、最近になって和名がついた。
 実際、ギンガハゼやフタホシタカノハハゼは、白黒よりも黄色が多いが、このムラサメハゼは、白黒の方が多い印象である。

 

 和名のムラサメ(村雨)は、強く降ってすぐ止む雨のことだそうで、頬の斜線を、村雨に見立てたものだとのこと(新版 日本のハゼより)。


 写真は、フィリピンのセブ島で撮ったもの。

 黄化個体同士や、白黒の個体同士のペアは珍しくないが、黄化個体と白黒の個体が同じ巣穴に並んでいるのは、なかなか珍しい。

 加えて、エビもこちらに向かって出てきて、うまく目にピントが合ってくれた。

(続く)

 

 ブログの更新を待ちきれない方は、200種類を越えるハゼの写真がまとめて見られる、こちらをどうぞ。

kasuri-haze.sakura.ne.jp

 

応援、感謝!

にほんブログ村 写真ブログ 水中写真へ

にほんブログ村 マリンスポーツブログ ダイビングへ

にほんブログ村 科学ブログ 生物学・生物科学へ