撮影日時：2000-02-09
撮影場所：モルジブ（ヴィラメンドゥ・ハウスリーフ）
撮影器材：Nikon F4 + 100マクロ（2倍テレコン）
このオーロラ・シュリンプゴビーは、インド洋にしかいない（もちろん、日本にはいない）、共生ハゼである。
日本で言えば、ヤノダテハゼが近縁ではないかと思う。
特徴は、何と言ってもその尾鰭のド派手な模様で、逆に言えば、この模様が写っていない場合は、他のダテハゼ属とあまり変わらない。
従って、オーロラ・シュリンプゴビーを撮るときは、尾鰭が巣穴の外に出ているものを狙わないと、意味がないと言えよう。
写真は、モルジブの、ヴィラメンドゥというリゾートの、ダイビングセンター前のハウスリーフで撮影したもの。
このときは、ボートダイビングは１本しかせずに、もっぱら、ハウスリーフで妻と潜った。
最初はボートダイビングをしたものの、正直、その１本だけで懲りたのである。
流れのあるポイントで、ボチャンと落とされ、中層をだらだらと流されるだけで、時間が来たら、浮上してボートに拾ってもらうというパターン。
写真は殆ど撮れず、大きな群れでもいれば、別の楽しみもあったかもしれないが、それもなし。
それで、考えを切り換えて、もっぱらハウスリーフで潜ることにした。
ヴィラメンドゥというのは、かなり大きな島で、ドロップオフだったり、砂地だったりと、いろんな環境のハウスリーフがあり、あちこち潜るだけで、充分に楽しかった。
（続く）
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