ハゼが好き!

海の宝石とも呼ばれる、美しいハゼたちの魅力を、水中写真で紹介します。

No.014 マウデズ・シュリンプゴビー (Cryptocentrus maudae)

撮影日時:2017-05-04164

撮影場所:セブ(アクアバディズビーチ)

撮影器材:OLYMPUS TG-4

 

 シロオビハゼと、非常によく似ているのが、この、マウデズ・シュリンプゴビーである。

 違いはと言えば、シロオビハゼは、体の背面が白い帯になっているのに対し、マウデズでは、途切れ途切れに数個の白斑となっていること。
 棲んでいるところも、同じアクアバディズ・ビーチの、水深3-5m前後の浅場で、どうやって棲み分けているのか、不思議である。

 

 今のところ和名はないが、『新版 日本のハゼ』のP540に、「イトヒキハゼ属の1種-3」として、沖縄本島の写真が紹介されている。

 同書には、「日本産標本が得られている」という記載もあるので、早晩、和名がつくだろう。

 

 英名のマウデズは、学名のmaudaeを音読みしたもの。

 では、そのmaudaeがどこから来たのかといえば、恐らく、maud(a)という人物に献名されたものなのだと思うのだが、それ以上は調べられなかった。

 或いは、ラテン語でmaudaeは、「汚い」という意味だそうなのでそちらが、由来なのかもしれない。

 

ブログ村ランキングに、参加しています。

応援、よろしくお願い致します。

にほんブログ村 写真ブログ 水中写真へ

にほんブログ村 マリンスポーツブログ ダイビングへ

にほんブログ村 科学ブログ 生物学・生物科学へ

 

 ハゼの写真を、まとめて見たい方は、こちらをどうぞ。

kasuri-haze.sakura.ne.jp