撮影日時:1998-7-23
撮影場所:石垣島、川平湾、船着き場
水深:1m以浅
前日と同じく、石垣島の船着き場で撮影したもの。
よく知っている人には今更だが、ギンガハゼは、共生ハゼの仲間で、エビと一緒に棲んでいる(共生と呼ぶ)。
エビは、せっせと巣穴を作り、その間、ハゼは外敵が来ないか、見張りをする。
他にも、共生することで、互いに様々なメリットがあると言われている。
新発見! 餌でつながるハゼとテッポウエビの 共生関係はワンパターンではなかった
ところで、ハゼは、大人になってからエビと共生するわけではなく、幼魚の頃から、エビと棲んでいる。
大抵は、幼魚のハゼには、まだ幼いエビが、一緒にいることが多い。
ところが、この写真では、幼魚のハゼに対して、体長がその倍もある大人のエビが、同居している。
この環境では、すぐ近くに同じギンガハゼの巣穴が多数あるため、卵から孵った幼魚が、すぐ着底して、ハゼのいない巣穴を見つけて棲みついたのではないかなどと、想像している。
(続く)